2020年3月29日(第13号) | ||
聖日礼拝 | ||
司会 : | 齊藤 耕 師 | |
奏楽 : | 臼倉ゆり子姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 | |
祈り | ||
賛美* | 298番 | |
牧会祈祷牧師 | ||
聖書 | 詩篇87篇1~7節 | |
説教 | あなたはこの都で生まれた牧師 | |
献金 | 194番 | |
頌栄* | 541番 | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「あなたはこの都で生まれた」
牧師 坂野慧吉
「エルサレム」イスラエル人にとって、この都は大王ダビデが築いた都であり、ソロモンが建てた「神殿」がある場所であった。天地の創造主なる神は、他の町ではなく、エルサレムを愛し、選ばれた。しかし、この「神の都エルサレム」について神は「わたしはラハブ(エジプト)とバビロンをわたしを知る者として記憶しよう」と言われた。これらの国々は「主を知る民」つまり、主を礼拝する民となることが預言されている。これに加えて、異邦人であるペリシテ、ツロ、クシュ(エチオピア)も「この者は(thereそこで)生まれた」と言われる。やがてイエス・キリストによってもたらされる「異邦人の救いの預言」ととらえられる。
しかし、シオンについては、こう言われている。「この者もあの者も、(in her彼女にあって)生まれた。」このことばは、母が子を生むということをイメージできるものである。エルサレムに生まれた民は、養子ではなく、実子であることなのだろうか。
しかし、神がアブラハムに「地のすべての民はあなたによって祝福される」と約束されたように、異邦人たちも「この者は、この都で生まれた」と記して、神の民として登録されるのである。
新天新地において、「こうして人々は諸国の民の栄光と誉れを都に携えて来ることになる。」(ヨハネ黙示録21章26節)