2020年11月15日(第46号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 五十嵐正俊兄 | |
第2礼拝司会 : | 小室正彦兄 | |
奏 楽 : | 小澤良子姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 (会衆賛美) | |
祈り | ||
聖書 | 使徒の働き7章23~29節 | |
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | 「ミディアンの地の寄留者として」 | |
牧師 | ||
献金 | 298番 (黙想) | |
頌栄* | 賛美歌541番 (会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「ミディアンの地の寄留者として」
牧師 坂野慧吉
ステパノは四十歳になったモーセについて、語り続ける。エジプト人を殺したモーセはファラオに殺されることを恐れて、ミディアンの地に逃亡する。ミディアンの地に着いたモーセは、「井戸の傍ら」に座った。モーセはただ一人、知る人もなく、これからどこに行って何をしたら良いかも分からず、そこに座っていたのであった。するとそこに、ミディアンの祭司の7人の娘たちが羊たちに飲ませるために、水を汲みにやって来た。しかし、その時、羊飼いたちがやって来て、彼女たちを追い払った。この様子を見たモーセは「立ち上がって」娘たちを助け、彼女たちのために水を汲んでやった。娘たちは羊を連れて、家に帰り父レウエルに一部始終を話した。父は、その人を連れて来るように命じ、モーセは「心を決めてこの人のところに住むことにした。」レウエルは娘チッポラを与え、彼らは結婚して二人の男子をもうけた。
最初の子を「ゲルショム」と名づけた。モーセは「私は異国にいる寄留者だ」と言ったからである。この地で、モーセは四十年間羊飼いとして働き、平凡な家庭生活を過ごしたのである。
しかし、エジプトにいたイスラエルの民は。重い労働にうめき、泣き叫んだ。そしてその叫びは神に届き、神はアブラハム、イサク、ヤコブとの契約を思い起こされた。神はご自分の民をみこころに留められて、やがてモーセを召し出して、彼を通してエジプトから民を救い出そうとされるのである。