2021年10月24日(第43号) | ||
召天者記念礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 阿部潤也兄 | |
第2礼拝司会 : | 梅田典晃兄 | |
奏 楽 : | 田中美穂姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 (会衆賛美) | |
祈り | ||
賛美 | 298番 (黙想) | |
聖書 | コリント人への手紙第一15章8~11節 | |
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | 「今あるは神の恵み」牧師 | |
献金 | 355番 (黙想) | |
頌栄* | 賛美歌541番 (会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「今あるは神の恵み」
牧師 坂野慧吉
使徒パウロが最も大切なこととして伝えたのは、「キリストの十字架と復活」であった。キリストは復活した後、多くの人に現れ、最後にサウロ (後のパウロ)に現れた。サウロはイエス・キリストを信じる者たちを迫害し、ダマスコまで主の弟子たちを追いかけて行った。しかし、彼はその途上で、突然、天からの光に照らされ、「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか。」という声を聞いた。彼が「主よ。あなたはどなたですか。」と聞くと、「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。」との答えがあった。サウロは、その後、イエス・キリストの弟子アナニアによって洗礼を受け、キリストの福音を伝える「選びの器」として任命される。
やがてサウロは、アンティオキア教会から、祈りをもって遣わされ、多くの国々で福音を宣教する者となる。しかし彼は「私は・・・神の教会を迫害したのですから、使徒と呼ばれるに値しない者です。」と書き、「神の恵みによって、私は今の私になった。」と告白している。
私たちも、かつての自分を思い起こし、「今あるのは、神の恵み」と感謝の日々を過ごしたいと思う。