Urawa Evangelical Free Church すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。 マタイの福音書11章28節
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2022年1月16日(第3号)
聖日礼拝
第1礼拝司会 :阿部潤也兄
第2礼拝司会 :梅田典晃兄
奏    楽 :小澤良子姉
前奏
招詞*詩篇100篇1~5節
賛美*539番(会衆賛美)
祈り
賛美聖歌623番(黙想)
聖書ローマ人への手紙16章25~27節
牧会祈祷牧師
説教「私たちの福音」齊藤副牧師
献金賛美歌9番(黙想)
頌栄*賛美歌541番(会衆賛美)
祝祷*牧師
後奏
報告
(*の部分はご起立下さい。)

「私たちの福音」

副牧師 齊藤 耕 

 ローマの兄弟たちに宛てた手紙は、頌栄をもって締めくくられる。この言葉によって、改めて手紙の全体をふり返る。一教会に宛てた手紙というよりも、世々の教会により読み継がれる福音の核心である。
 25~27節は一文となっている。根幹をなすのは、「あなたがたを強くすることができる方、知恵に富む唯一の神に、栄光がとこしえまでありますように。」である。パウロは神に栄光を帰す。神こそが、信仰者を強め、堅く立たせ、いのちの恵みを得させることができるお方だからである。パウロは、この神とそのみわざを「福音」として伝えた器に過ぎない。故に、ただ神をあがめる。このお方は知恵に富み、素晴らしいご計画をもって救いのみわざを成し遂げ、また、啓示されたのである。
 パウロは、そのことを「私の福音」として伝える。何か特別な福音ではない。これこそが「福音」なのである。「福音には神の義が啓示されている」(1:17)それは、神が不義である罪人を義と認める義である。義なる神が、その義のゆえに人をさばくのではなく、神の(与えてくださる)義が福音には啓示されているということである。
 今や、この福音はイエス・キリストによって現わされた。世々に隠されていた奥義が、みこころにより、預言者たちの書を通して明らかにされた。それは、すべての異邦人、すなわち、神を知らない人々にも、この福音が伝えられて、救いの恵みがもたらされるためである。パウロは、この福音を思うと神を讃美せずにはいられない。そして私たちも。これは「私たちの福音」だからである。

9時25分から第1礼拝をライブ配信します。第1礼拝終了後はその動画(録画)をご覧になれます。


説教の音声をお聞きになれます。
音源(音声ファイル)は上の映像とは別のものです。


【1月の暗誦聖句】
幸いなことよ。悪しき者のはかりごとに歩まず 罪人の道に立たず 嘲る者の座に着かない人。(詩篇1篇1節)