Urawa Evangelical Free Church すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。 マタイの福音書11章28節
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2020年1月26日(第4号)
聖日礼拝
第1礼拝司会 :相馬敏之兄
第2礼拝司会 :本木 誠兄
奏    楽 :小澤良子姉
前奏
招詞*詩篇100篇1~5節
賛美*539番
祈り
交読文ヨハネの福音書15章1~12節
賛美*11番
牧会祈祷牧師
賛美*298番
聖書詩篇80篇1~19節
説教主よ。私たちを元に戻してください
牧師
献金285番
頌栄*541番
祝祷*牧師
後奏
報告
(*の部分はご起立下さい。)

「主よ。私たちを元に戻してください」

牧師 坂野慧吉

 詩篇80篇は、「祈りの詩篇」である。
この詩篇で「ぶどうの木」と言われているのは、神の民「イスラエル」のことである。
 この「ぶどうの木」は、エジプトから引き抜かれ、約束の地に移植され、整えられた地で根を深く張り、地の全面に広がった。そのぶどうの木は、山々も神の杉の木も覆い、ついにその枝は広がって、「海」(地中海)に「あの川」(ユーフラテス川)にまでその枝を延ばした。これは、神がイスラエルを祝福し、諸国の民の祝福の基とされるという、アブラハムに対する契約の成就である。出エジプトから、約束の地での定住、ダビデ、ソロモンの時代の繁栄を歌っている。
 しかし、イスラエルは自分の繁栄を自分の力によると勘違いし、偶像を礼拝し、罪を犯した。その結果、神は彼らの祈りに耳を傾けず、彼らは敵に侵略され、神の祝福を奪われ、食いものにされてしまった。それどころか、ぶどうの木は、火で焼かれ、切り倒されてしまっている。神の怒りによって滅びてしまっている。
 このようなぶどうの木(イスラエル)の状態の中で、詩篇の作者は、「イスラエルの牧者よ。聞いて下さい。光を放ってください。救いに来てください。」と祈る。そして「万軍の神よ。私たちを元に戻し、御顔を照り輝かせてください。そうすれば、私たちは救われます。」という祈りを三度も祈る。
 「元に戻る」ということは、元の繁栄に帰ることだけではなく、神との関係、神との交わりを回復することなのである。
【1月の暗誦聖句】
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。これがキリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。 (第1テサロニケ5章16~18節)
【2月の暗誦聖句】
すべての人は罪を犯して、神の栄光を受けることができず、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いを通して、価なしに義と認められるからです。 (ローマ人への手紙3章23~24節)

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