Urawa Evangelical Free Church すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。 マタイの福音書11章28節
Home > 教職者紹介

教職者紹介

牧師齊藤 耕(さいとう こう) 緑(みどり)夫人

 クリスチャンの両親の許に育ちましたが、自ら聖書を読むようになったのは高校生の時です。人生に悩み生きる意味を求めた頃だったと思います。私は、福音の世界にとても魅力を感じました。そして、この福音の世界に生きたいと願ったのです。しかし、その思いとは逆に青年期にかけて私の心は世俗的な欲望に支配され、一時は教会を離れてしまいました。けれども、欲望は決して私の心を満たすことがなく、むしろ、ますます虚しくなり人生に無意味さを感じるようになったのです。
 心に深い暗闇を抱えたままでしたが、生きる希望を失っていた私は20歳代の後半に再び教会に帰ってきました。教会に通えば、希望を持って生きていけるのではないかと思ったからです。聖書の中にある放蕩息子のストーリーのようでした。
 教会では、あたたかく迎えてくれました。神様がその大きな愛で受けとめてくださっていることを知りました。それから初めて、神様に背いて生きてきた自分の罪を知り、主イエス・キリストの十字架と復活の福音の恵みを本当に知るようになったと思います。
 妻、緑とは神学校で出会い結婚に導かれました。それから共に神様にお仕えし、2006年に浦和福音自由教会に赴任し、2022年から主任牧師として妻と共にお仕えさせていただいております。
 これをお読み下さった方が、教会にお越しくださることを心から願い、祈りつつお待ちしています。


副牧師喜多 大樹(きた たいき) 真理恵(まりえ)夫人

 私の出身は大阪の堺です。商人のまち、とも呼ばれたこの地で育ち、人と人との賑わい溢れる土壌に養われました。そうして私は、多くの人々がひしめく中において「人の輝き」ということを自らの主題として考えるようになりました。
 私は、自分という存在が神様によってつくられたことを信じています。それゆえ、「何のために生きるのか」ということさえも、私を創造した存在から聞きたいと考えています。
 また、人の輝きの頂点はイエス・キリストにあると私は思っています。二千年前に、このお方は十字架の上で死なれました。歴史に刻まれているこの事実が、この私にどう関係があるのでしょうか。さらに聖書は、十字架の死と共に「イエスの復活」を告げ知らせます。神が人として地上を歩まれ、十字架の上に死に、そして復活した。これが「真(まこと)の人」としての栄光である、とも聖書は語っています。
 最後に、私が大切にしている聖書の一箇所をご紹介させて下さい。

「永遠のいのちとは、唯一まことの神であるあなたと、あなたが遣わされたイエス・キリストを知ることです。」(ヨハネの福音書17章3節)

 ご一緒にこのお方を知る歩みをさせて頂ければ幸いです。ぜひ一度、教会にお越し下さい。

略歴

1992年、大阪府生まれ。二十歳の頃、関西学院大学から東京基督教大学への編入学を経て卒業。その後、同大学大学院 神学研究科神学専攻修士課程に入学、修了。2018年4月より浦和福音自由教会伝道師。2019年4月より浦和福音自由教会副牧師。


協力牧師坂野 慧吉(さかの けいきち) 聰子(ふさこ)夫人

 私は、学生時代に教会に行きました。自分の人生の目的は何かということで悩んでいたのです。礼拝に出席し、宣教師にいろいろと質問し、聖書を学び、神に祈ることを教えてもらいました。そのような中で、私たちを愛してくださる神を信じることができるようになり、「互いに愛し合いなさい」という神のみこころに従って生きることが人生の目的だと分かったのです。
 しかし、私自身を見ると、自己中心という罪があり、人を愛し人を赦すことができない硬い心があることを知りました。そしてしばらくしてから、神の御子イエス・キリストが十字架にかかって、私の罪の身代わりに死んでくださったことを信じるようになりました。
 それから40年たちました。もちろん、今も完全に神のみこころに従うことができるわけではありません。でも、神は私の人生を導いて、様々な訓練を通して成長させてくださっています。クリスチャンになってよかったと思っています。

略歴

1941年、東京都生まれ。その後、北海道に移住。福島高校、東京大学卒業。
大学生時代にクリスチャンとなり、大学卒業後、聖書神学舎(現・聖書宣教会)に入学、卒業。その後、キリスト者学生会(KGK)の主事を経て、1971年より浦和福音自由教会牧師。2022年4月より協力牧師。
「牧会ジャーナル」編集委員長、社会福祉法人「キングスガーデン埼玉」理事。
主な著作に「新聖書講解シリーズ 創世記」(いのちのことば社)、「スピリチュアル・ジャーニー」(いのちのことば社)。