2020年2月16日(第7号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 宮崎雅之兄 | |
第2礼拝司会 : | 櫻井利一兄 | |
奏 楽 : | 風間美穂姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 | |
祈り | ||
使徒信条 | 週報をご参照ください | |
賛美* | 66番 | |
牧会祈祷牧師 | ||
賛美* | 298番 | |
聖書 | 詩篇85篇1~13節 | |
説教 | 『恵みとまことはともに会う』 | |
牧師 | ||
献金 | 332番 | |
頌栄* | 541番 | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「恵みとまことはともに会う」
牧師 坂野慧吉
詩篇85篇は「救いの詩篇」と呼ぶことができる。この短い詩篇の中に、主がその民に与えられた「救い」の内容が、歌い尽くされているからである。神の民イスラエルに与えられる「救い」は、神の恵みによる。そしてその基本は「ヤコブを元どおりにする」ということである。神が創造された「元のかたち」に回復することである。そのために、神ご自身が「御民の咎」を担い、「すべての罪」をおおってくださる。
「神の怒り」が注がれて当然なのに、神はご自身の怒りを収め、怒りから身を引かれるのである。
神の民イスラエルが悔い改めて神に立ち返らなければならないのに、詩篇の作者は神に向かって「帰ってください。私たちのところに」と祈る。そして主に向かって「あなたの恵みをお示しください」
「あなたの救いをお与えください」「神の仰せを聞かせてください」と切に願うのである。
このような祈りと願いを献げられるのは、「恵みとまことはともに会い、義と平和は口づけします。」と信じることができるからである、「恵み」と「まこと」は相反するものであり、「義」を貫こうとすれば、互いに「戦争」が起こる。しかし、主にあってはこの相反すると思われることが一致するのである。