2020年3月8日(第10号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 相馬敏之兄 | |
第2礼拝司会 : | 五十嵐正俊兄 | |
奏 楽 : | 峯 弥生 姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 | |
祈り | ||
使徒信条 | 週報をご参照ください | |
賛美* | 11番 | |
牧会祈祷牧師 | ||
賛美* | 298番 | |
聖書 | ローマ人への手紙10章14-21節 | |
説教 | 信仰は聴くことから齊藤副牧師 | |
献金 | 365番 | |
頌栄* | 541番 | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「信仰は聴くことから」
副牧師 齊藤 耕
私たちは、イエス・キリストを信じることによって救われる。十字架と復活によって示されたキリストの真実が、信じるすべての人に与えられるからだ。その信仰を与えてくれるのは、キリストご自身のみことばによる。すなわち、聖書である。私たちは、聖書を学び、説教を聞き福音の理解を深めていく。それと共に、互いにみことばの恵みを分かち合い、福音の真実を聞かせていただく中で、生きた信仰が養われていくように、私は思う。
使徒パウロの生きた時代、新約聖書27巻は、まだ成立していなかった。旧約聖書によって示されてきた福音は、使徒たちによって説き明かされていた。人々は、これを耳から聞き、イエス・キリストを知り、救いの恵みに与かっていった。しかし、その中で、多くのユダヤ人たちはつまずいた。彼らに対しては、福音が聞かされていなかったのではない。福音は世界の果てまで届いていたのだから。彼らが、理解しなかったわけでもない、福音によって救われていく異邦人に妬みを起す程に知っていたのだ。しかし、国家的な回復や地上的な豊かさに救いを求めていた彼らには、人が本当に必要とする真の救いについて耳が塞がれていたのである。
しかし、神はそのような彼らに対して一日中手を差し伸べるように、みことばを語り続けておられた。また、みことばを伝えるために、人を遣わし、宣べ伝えさえ、それによって聞かせ、信仰を与えられた。