Urawa Evangelical Free Church すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。 マタイの福音書11章28節
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2020年3月15日(第11号)
聖日礼拝
第1礼拝司会 :藤井邦明兄
第2礼拝司会 :小室正彦兄
奏    楽 :小澤良子姉
前奏
招詞*詩篇100篇1~5節
賛美*539番
祈り
賛美*312番
牧会祈祷牧師
賛美*298番
聖書詩篇86篇6~17節
説教『主は私の慰め』牧師
献金316番
頌栄*541番
祝祷*牧師
後奏
報告
(*の部分はご起立下さい。)

「主は私の慰め」

牧師 坂野慧吉 

 この詩篇は、ダビデが「苦難の中で神を呼び求めた詩篇」である。
 この詩篇の特徴は主を「あなた」と呼び、自分はこの主の前に存在する「私」であると告白している点である。
 彼は主に対して「耳を傾け、私に答えてください」「私のたましいをお守りください」「私をあわれんでください」「このしもべのたましいを喜ばせてください」と祈る。そして「私は貧しい者」「私は神を恐れる者」「あなたは私の神」「私はあなたに信頼します」「絶えず私はあなたを呼んでいます」「私のたましいはあなたを仰ぎ求めています」と告白する。このように大胆に主を求め、自分の状態を告白できるのは、「主がいつくしみ深く、赦しに富み・・・恵み豊かである」ことを信じているからである。
 次にダビデは苦難の日に主を呼び求める祈りに、主が答えてくださることを言い表わし、神々と呼ばれるものは多くあるが、「あなただけが神です」と告白する。そして主の御名を恐れるように、「私の心を一つにしてください」と祈るのである。自分の内側を見るならば、実に複雑であり、神を信じつつ自分の力に頼り、神を賛美しつつ、苦難の中で苦しむ存在である。神を仰ぎ見る時、はじめて自分の心は一つにされることをダビデは経験する。
 このような中で、彼は神に感謝し、神の御名を賛美する。様々な苦難を通して、彼は神の救いと神の慰めをより深く味わうのである。
【3月の暗誦聖句】
神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。 (ローマ人への手紙8章28節)

説教の音声をお聞きになれます。