Urawa Evangelical Free Church すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。 マタイの福音書11章28節
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2020年3月22日(第12号)
聖日礼拝
第1礼拝司会 :横田 眞兄
第2礼拝司会 :櫻井利一兄
奏    楽 :田中美穂姉
前奏
招詞*詩篇100篇1~5節
賛美*539番
祈り
使徒信条週報をご参照ください
賛美*66番
牧会祈祷牧師
賛美*298番
聖書ヨハネの福音書1章19~28節
説教『あなたがたの知らない人』
喜多副牧師
献金267番
頌栄*541番
祝祷*牧師
後奏
報告
(*の部分はご起立下さい。)

「あなたがたの知らない人」

副牧師 喜多大樹 

 ある7日間が幕を開ける。言わば、ヨハネ福音書の創世記だ。聖書の冒頭は『はじめに神が天と地を創造された』と宣言する。ヨハネの冒頭はそれに呼応するが如く、天と地を創造した「」を宣言する。
 この福音書の骨格は実に明快だ。にも関わらずここは謎と不思議に満ちている。私たちの信仰の先人たちがそうであったように、私たちもまたこの福音書が真に語ろうとする「中芯」に目を向け、心が燃やされる経験を待ち望む。
 この一日目は私たちに何を語ろうとしているのだろうか
 『いまだかつて神を見た者はいない。父のふところにおられるひとり子の神が、神を説き明かされたのである。(1:18)』
 そうなのだ。「見た」ことのない領域が私たちにはあるのだ。「いまだかつて」誰も知らなかった神の姿を、神が説き明かされた。この方こそ、ひとり子の神。父なる神と共に永遠からおられた私たちの救いなのである。
 『すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもなかった。(1:3)』
 すべての神に造られた者たちがその姿を目に刻み、この方によって「いのち」を歩む。人となって私たちの間に住まわれた「ひとり子の神」が明らかにされる時、この方に造られた「私たち」もまた明らかにされる。
 第一日が始まる。
【3月の暗誦聖句】
神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。 (ローマ人への手紙8章28節)

説教の音声をお聞きになれます。