2020年7月26日(第30号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 五十嵐正俊兄 | |
第2礼拝司会 : | 小室正彦兄 | |
奏 楽 : | 三友庸子姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番(会衆賛美) | |
祈り | ||
聖書 | 詩篇91篇1~16節 | |
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | 『主の御翼の陰に』牧師 | |
献金 | 298番(黙想) | |
頌栄* | 賛美歌541番(会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「主の御翼の陰に」
牧師 坂野慧吉
詩篇90篇、91篇、92篇は、内容的に繋がっている。ある注解者は、それぞれがイスラエルのバビロン捕囚、その末期、そして帰還後の感謝と賛美を歌ったと理解している。詩篇91篇は、信仰者たちが遭遇する危険、危機の時の、主の守りと救いを高らかに歌う。
「いと高き方の隠れ場に住む者 その人は 全能者の陰に宿る。」詩篇の作者の信仰の告白である。この信仰者は、同じ信仰の仲間に対して自分自身の経験から、「主こそ 狩人の罠から 破滅をもたらす疫病から あなたを救い出される。」と告げる。「主は ご自分の羽であなたをおおい、あなたはその翼の下に身を避ける。主の真実は大楯また砦。あなたは恐れない。」主は、鷲がひな鳥を大きな羽で蔽いつくすように、戦いの時に大楯が全身を守るように、四方八方から攻撃を受けた時にも安全に守ってくれる砦のように、主に頼る者たちを守って下さる。
最後に、主ご自身が主を愛する者に与えられる約束が語られる。「彼がわたしを愛しているから わたしは彼を助け出す。彼を高く上げる。彼に答える。彼に誉れを与える。わたしの救いを彼に見せる。」
「いかに恐るべきことありとも、御翼の陰は安らかなり。愛の神はいかなる時にも、頼る汝が身、保護したまわん。」(聖歌347番)