2020年8月16日(第33号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 臼倉和弘兄 | |
第2礼拝司会 : | 梅田典晃兄 | |
奏 楽 : | 田中美穂姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番(会衆賛美) | |
祈り | ||
聖書 | 詩篇92篇1~15節 | |
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | 主に感謝することは良いこと | |
牧師 | ||
献金 | 298番(黙想) | |
頌栄* | 賛美歌541番(会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「主に感謝することは良いこと」
牧師 坂野慧吉
今年の最初の礼拝の時に、「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。」(第一テサロニケ5章16~18節)と歌ったことを思い起こす。数ヶ月の日々が過ぎて、新型コロナ・ウイルスの問題などもあり、不満、不安、嘆き、つぶやきなどの方が多かったように思う。詩篇の作者は、「主に感謝することは良いことです。」と歌う。本来、人は「神を喜び、神の栄光を現すために、神のかたちに創造された存在」であった。しかし、人が神に対して罪を犯し、神に背いた結果、人は神を喜ぶことをやめてしまった。 けれども、神は決して人を見捨てることなく、神の御顔を避けて身を隠した人に呼びかけ「あなたはどこにいるのか」と探し続けられた。
主はみことばを通して、様々な出来事を通して人に語りかけ、ついに「ひとり子」を世にお送りになり、御子の救いの御業を通して、人が再び「主に感謝し、主の恵みと真実を賛美する」ことをお赦しになった。それゆえに、詩篇の作者は、「主よ。あなたの御業はなんと大きいことでしょう。あなたの御思いは、あまりにも深いのです。」と感動しつつ歌っているのである。
主に信頼し、主に従う者たちは不信仰な人々から攻撃を受けるが、主は主に信頼する者たちをご自身の高みにまで引き上げ、大いなる勝利を与え、「主の家に植えられ、その大庭で花を咲かせ、年老いてもなお実を実らせる」祝福を与えられるのである。