| 2020年9月6日(第36号) | ||
| 聖日礼拝 | ||
| 第1礼拝司会 : | 横田 眞兄 | |
| 第2礼拝司会 : | 櫻井利一兄 | |
| 奏 楽 : | 風間美穂姉 | |
| 前奏 | ||
| 招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
| 賛美* | 539番(会衆賛美) | |
| 祈り | ||
| 聖書 | 使徒の働き6章1~7節 | |
| 牧会祈祷牧師 | ||
| 説教 | 成長する教会の問題と解決牧師 | |
| 献金 | 298番(黙想) | |
| 頌栄* | 賛美歌541番(会衆賛美) | |
| 祝祷*牧師 | ||
| 後奏 | ||
| 報告 | ||
| (*の部分はご起立下さい。) | ||
「成長する教会の問題と解決」
牧師 坂野慧吉
初代教会は、最初120人ほどであった。ペンテコステの時に、3000人が弟子たちの仲間に加えられ、さらにその数は男性だけでも5000人になった。エルサレム教会には、「ギリシャ語を使うユダヤ人」と「ヘブル語を使うユダヤ人」がいた。教会では、経済的に困難を覚えている「やもめたち」に毎日配給がなされていた。しかし、教会に集う人々が多くなったこともあり、言語の違いによる「コミュニケーション不足」もあって、ギリシャ語を使うユダヤ人たちのやもめたちが、十分に食料の配給を受けられない事態になっていた。
問題の解決の第一歩は、「苦情が出た」ことである。問題を隠さず、使徒たちに伝えたのである。使徒たちは、この問題を解決するために、弟子たち全員を呼び集めて、その解決策を提案した。使徒たちが配給の責任を持って、これ以上頑張ることは、問題の真の解決にはならなかった。むしろ、使徒たちも疲れ果て、配給も十分にできないばかりか、「祈りとみことば」がおろそかにされる危険性があった。そこで、使徒たちは、兄弟たちの中から、「御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たち七人」を選び、配給の務めに任命することを提案した。兄弟たちはステパノ、ピリポなどを選び、使徒たちは彼らに手を置いて、奉仕を委ねたのである。その結果、使徒たちは「祈りとみことばの奉仕」に専念することができ、神のことばは、広まって行き、弟子の数が非常に増えて行った。そして、ユダヤ教の祭司たちの中からも、イエスを信じる人たちが起こされた。
