2020年10月4日(第40号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 横田 眞兄 | |
第2礼拝司会 : | 櫻井利一兄 | |
奏 楽 : | 田中美穂姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 (会衆賛美) | |
祈り | ||
聖書 | 使徒の働き7章9~16節 | |
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | 「ステパノの説教 (3) | |
~家族の再会と和解~」牧師 | ||
献金 | 298番 (黙想) | |
頌栄* | 賛美歌541番 (会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「ステパノの説教(3)家族の再会と和解」
牧師 坂野慧吉
エジプトの高官になったヨセフは、神がエジプトの王ファラオに示された預言に従い、7年間の豊作の期間にエジプトの町々に穀物を蓄えた。7年が経って、預言の通り、エジプトとカナンの全土に大飢饉が起こった。ヤコブはエジプトに穀物があることを知って、息子たちに穀物を買って来るように命じる。しかし、末子のベニヤミンは行かせなかった。エジプトに下ったヨセフの兄たちは、ヨセフの前に出てひれ伏して彼を伏し拝んだ。ヨセフは兄たちに気付いたが、兄たちは気付かなかった。ヨセフは兄たちを「スパイ」呼ばわりし、末の弟ベニヤミンを連れて来なければ、彼らの言うことを信じないと宣言し、シメオンを人質に取って、兄たちに穀物を与え、代価として支払われた銀を穀物の袋に返しておく。
ヤコブの家族はエジプトから買った穀物を食べ尽くした。それでヤコブはヨセフの兄たちに再びエジプトに行って買ってくるように命じるが、ユダは、自分が保証人としての責任を取るからベニヤミンを一緒に連れて行かせてくれとヤコブを説得する。再びヨセフの前に出た兄たちと共にいる弟ベニャミンを見て、ヨセフは奥の部屋に入って号泣する。ヨセフの家に招かれ、手厚いもてなしを受けた兄弟たちであったが、ベニヤミンの袋にヨセフが大事にしていた杯が見つかり、あわやベニヤミンはヨセフの奴隷にされそうになる。そのときユダは必死に弁明し、自分を身代わりに奴隷にして欲しいと嘆願する。その姿を見て、ヨセフはついに自分がヨセフであることを告白し、兄弟たちと和解し、やがて父と親族もエジプトに来て、ヨセフと再会する。