2020年10月18日(第42号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 五十嵐正俊兄 | |
第2礼拝司会 : | 小室正彦兄 | |
奏 楽 : | 臼倉ゆり子姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 (会衆賛美) | |
祈り | ||
聖書 | 使徒の働き7章13~16節 | |
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | 「ステパノの説教 (4) | |
~ヤコブの祝福~」牧師 | ||
献金 | 298番 (黙想) | |
頌栄* | 賛美歌541番 (会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「ヤコブの祝福」
牧師 坂野慧吉
父ヤコブは、ヨセフが生きていると知って、一族を連れて、エジプトに下る。その時、彼は130歳で、その後17年間その地に生きた。自分の人生が最期に近づいたことを感じたヤコブは、子孫を祝福する。ヤコブは、アブラハムの祝福、イサクの祝福をまず、ヨセフの子どもたちに受け継ごうとした。彼はヨセフを祝福して言った。「私の先祖アブラハムとイサクが、その御前に歩んだ神よ。今日のこの日まで、ずっと私の羊飼いであられた神よ。すべてのわざわいから私を贖われた御使いが、この子どもたちを祝福してくださいますように。私の名が先祖アブラハムとイサクの名とともに、彼らのうちに受け継がれますように。また彼らが地のただ中で、豊かに増えますように。」 (創世記48章15~16節) このようにして、ヤコブはヨセフの子、エフライムとマナセを祝福した。
ヤコブは、父イサクの祝福を受け継ごうとして、兄エサウを出し抜いて、父イサクをだましてその祝福を奪い取ったのだ。兄エサウに殺されそうになって、母リベカの実家に逃げていくヤコブを神は見捨てずに、ルズ (ベテル)の地で彼を祝福した。そして彼に12人の息子を与えてくださった。しかし、ヤコブが真の意味で、神の祝福を受けたのは、様々な試練を経験し、神にすがりついた後であった。
このようにして、受けた祝福をヤコブは子孫に受け継いで、この地上の生涯を終えて行くのであった。私たちも、自分の親から受けた祝福を子孫に受け継いで行きたい。また、自分の子どもだけではなく、人生の後輩に受け継いで行きたいと思う。