2020年12月6日(第49号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 臼倉和弘兄 | |
第2礼拝司会 : | 梅田典晃兄 | |
奏 楽 : | 臼倉ゆり子姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 (会衆賛美) | |
祈り | ||
聖書 | 使徒の働き7章54~60節 | |
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | 「ステパノの殉教」牧師 | |
献金 | 298番 (黙想) | |
頌栄* | 賛美歌541番 (会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
献児式 (第2礼拝) | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「ステパノの殉教」
牧師 坂野慧吉
ステパノの説教の結論部分は、イスラエルの歴史を振り返り、彼らが常に神のことばに逆らい、偶像を礼拝し、預言者達を迫害したことを、そしてついには正しい方(キリスト)を殺す者となったことを短刀直入に指摘した。これを聞いた人々は、はらわたが煮え返り、ステパノに向かって歯ぎしりをした。しかし、ステパノは聖霊に満たされ、じっと天を見つめ、神の栄光と神の右に立っているイエスを見て言った。「見なさい。人の子が神の右に立っておられるのが見えます。」これを聞いた人々は、叫びながら、「そんなことは聴きたくない」とばかり、耳をおおってステパノに襲い掛かり、町の外に追い出して石を投げつけた。彼らは自分たちの上着をサウロ(後のパウロ)の足もとに置いた。
しかし、ステパノは主イエスを呼んで「主イエスよ。私の霊をお受けください。」と祈り、ひざまずいて大声で叫んだ。「主よ。この罪を彼らに負わせないでください。」そしてステパノは眠りについた。その最期は、平安で眠るようなものであった。このステパノの殉教は、私たちに主イエスご自身の十字架のことばと姿を思い起こさせる。「父よ。彼らをお赦しください。」(ルカ23章34節)「父よ。私の霊をあなたの御手にゆだねます。」(ルカ23章46節)
私は、最後にどのようなことばを語って息を引き取るのだろうか。