| 2021年1月17日(第3号) | ||
| 聖日礼拝 | ||
| 第1礼拝司会 : | 宮崎雅之兄 | |
| 第2礼拝司会 : | 黒羽 徹兄 | |
| 奏 楽 : | 臼倉ゆり子姉 | |
| 前奏 | ||
| 招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
| 賛美* | 539番 (会衆賛美) | |
| 祈り | ||
| 聖書 | 使徒の働き8章1~13節 | |
| 牧会祈祷牧師 | ||
| 説教 | 「迫害から生まれたもの」牧師 | |
| 献金 | 298番 (黙想) | |
| 頌栄* | 賛美歌541番 (会衆賛美) | |
| 祝祷*牧師 | ||
| 後奏 | ||
| 報告 | ||
| (*の部分はご起立下さい。) | ||
「迫害から生まれたもの」
牧師 坂野慧吉
サウロは、ステパノを殉教の死に追いやった人々の上着を預かり、ステパノの説教と殉教の死をすぐそばで見、その最期の祈りを耳にした。このステパノの殉教の死をきっかけにして、エルサレム教会に対して激しい迫害が起こった。その結果、使徒たち以外のものはみな、ユダヤとサマリアの諸地方に散らされて行った。敬虔な人たち(公に主イエスを告白していない求道者)はステパノを葬り、彼の死を非常に悲しんだ。しかしサウロは、ステパノの死を悲しむどころか、主の弟子たちの家に入り、教会を荒らし、男性だけではなく女性も引きずり出して、牢に入れた。迫害によって散らされた人々は、「みことばの福音」を伝えながら、その地方を巡り歩いた。その人々の中の一人のピリポは「サマリア」の町に行って、人々にキリストを宣べ伝えた。ピリポが行なった奇跡を見た人々は、彼が語る「神の国とイエス・キリスト」を信じるようになり、男も女もバプテスマを受けた。
やがて、教会を迫害していたサウロ自身がイエスと出会い、イエスの弟子となって、世界宣教の器として用いられて行くのである。
このようにして、主イエスが「聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そしてエルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。」と語られたみことばが成就して行くのである。
