2021年2月21日(第8号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 横田 眞兄 | |
第2礼拝司会 : | 櫻井利一兄 | |
奏 楽 : | 田中美穂姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 (会衆賛美) | |
祈り | ||
聖書 | 使徒の働き9章19~30節 | |
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | 「使徒パウロを支えた人々」牧師 | |
献金 | 298番 (黙想) | |
頌栄* | 賛美歌541番 (会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「使徒パウロを支えた人々」
牧師 坂野慧吉
ダマスコ途上で主イエスに出会ったサウロ (パウロ)は、ダマスコの弟子たちとともに交わりを持ち、諸会堂で「イエスこそ神の子です。」と宣べ伝え始めた。迫害者が伝道者になったのである。この突然の変化に、ユダヤ人たちはうろたえ、ついにサウロを殺すための相談を始めた。そして彼らはダマスコの門を昼も夜も見張っていた。
しかし、この陰謀はサウロに知られるところとなった。誰がサウロ暗殺の陰謀を彼に知らせたかは分からない。主はすべての人の行動を見張っておられ、ある人物を用いてその陰謀をサウロに知らせたのではないかと思われる。サウロの弟子たちは、夜中に彼を連れ出して、かごに乗せて城壁伝いにつり降ろして彼を逃がした。サウロ (パウロ)は後になって、この時のことを「自分の弱さを誇る」ために手紙に記している。「ダマスコでアレタ王の代官が、私を捕らえようとしてダマスコの人たちの町を見張りましたが、私は窓からかごで城壁伝いにつり降ろされ、彼の手を逃れたのでした。」 (コリント人への手紙第二11章32~33節)
サウロはこの後、エルサレムに行き、弟子たちの仲間に入ろうと試みたが、信じてもらえなかった。その時、バルナバが彼を引き受け、彼が主に出会ったこと、主がサウロに与えられた使命、ダマスコで主イエスを大胆に伝えたことを話して、使徒たちに紹介し、サウロは使徒たちと交わりを持ち、大胆に福音を伝えた。しかし、ユダヤ人たちがサウロを殺そうとしているのを知って、彼を彼の故郷のタルソに送り出した。