2021年3月7日(第10号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 五十嵐正俊兄 | |
第2礼拝司会 : | 小室正彦 兄 | |
奏 楽 : | 臼倉ゆり子姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 (会衆賛美) | |
祈り | ||
賛美 | 298番 (黙想) | |
聖書 | 使徒の働き10章1~8節 | |
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | 「祈りと施しは神の御前に | |
覚えられている」牧師 | ||
献金 | 234番A (黙想) | |
頌栄* | 賛美歌541番 (会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「祈りと施しは神の御前に覚えられている」
牧師 坂野慧吉
カイサリアという町にローマ軍が駐留していた。その中に、コルネリウスという百人隊長がいた。「彼は敬虔な人で、家族全員とともに神を恐れ、民に多くの施しをし、いつも神に祈りをささげていた。」ある日彼は幻の中で、神の御使いを見、その語りかけを聞いた。「あなたの祈りと施しは神の御前に上って、覚えられています。」御使いの命令に従って、ペテロを招くためにヤッファに三人を遣わした。
翌日、彼らがヤッファの町の近くに来た時、ペテロは十二時の祈りをするために屋上に上り、食事の準備がされている間に、幻を見た。ペテロは大きな敷布が四隅をつるされて地上に降りて来るのを見た。その中には、四足の動物や地を這うもの、空の鳥がいた。ペテロに語る声が聞えた。「ペテロよ。立ち上がり、屠って食べなさい。」ペテロは、「主よ、そんなことはできません。私はまだ一度も、きよくない物や汚れた物を食べたことはありません。」と答えた。もう一度声が聞えた。「神がきよめた物を、あなたがきよくないと言ってはならない。」ペテロがこの幻の意味を考えていたとき、コルネリウスに遣わされた三人が門口に立っていた。御霊が「さあ、下に降りて行き、ためらわずに彼らと一緒に行きなさい。」と命じた。ペテロは下に降りて行き、彼らを迎え、語り合った。そしてその翌日、ペテロは彼らとともにカイサリアに向かった。