2021年3月21日(第12号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 横田 眞兄 | |
第2礼拝司会 : | 櫻井利一兄 | |
奏 楽 : | 三友庸子姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 (会衆賛美) | |
祈り | ||
賛美 | 298番 (黙想) | |
聖書 | ヨハネの福音書19章16~37節 | |
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | キリストはなぜ十字架にかけられたか | |
牧師 | ||
献金 | 121番 (黙想) | |
頌栄* | 賛美歌541番 (会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「キリストはなぜ十字架にかけられたか」
牧師 坂野慧吉
主イエスは、ゲッセマネの園で捕らえられ、大祭司のもとで、ユダヤ人の裁判を受けた。そして、「おまえは、神の子キリストなのか。答えよ。」と言われて、イエスは「あなたが言ったとおりです。」と答えた。それで大祭司はイエスを、神を冒涜した罪で、死刑に定めた。しかし、当時ユダヤ人はローマ皇帝の支配下にあって、人を死刑にする権限は与えられていなかったので、彼らはイエスをローマ総督ポンテオ・ピラトのもとに連れて行き、ローマ法に従って裁判を受けさせた。
大祭司たちは、イエスをローマ皇帝に対する反逆罪で訴えたが、イエスは何も反論しなかった。ピラトは、大祭司たちが妬みからイエスを訴えていることを知っていたので、イエスを釈放しようとして、イエスに質問したが、イエスは何も答えなかった。ローマの法律によれば、イエスは死刑に価する罪はなかったのである。
しかし、祭司たちは、群衆を扇動して「十字架につけろ」と言わせ、ついにピラトは群衆の暴動を恐れて、罪を犯したバラバを釈放し、イエスを十字架刑に定めた。
ゴルゴダの丘に立てられた十字架にイエスはつけられたが、イエスの頭の上に記された罪状書きには「ユダヤ人の王、ナザレ人イエス」と記された。聖書によれば、「ユダヤ人の王」とはダビデの子、キリストを意味していたのである。