| 2021年6月6日(第23号) | ||
| 聖日礼拝 | ||
| 第1礼拝司会 : | 藤井邦明兄 | |
| 第2礼拝司会 : | 小澤雅信兄 | |
| 奏 楽 : | 神野真理姉 | |
| 前奏 | ||
| 招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
| 賛美* | 539番 (会衆賛美) | |
| 祈り | ||
| 賛美 | 298番 (黙想) | |
| 聖書 | 使徒の働き11章19~30節 | |
| 牧会祈祷牧師 | ||
| 説教 | 「キリスト者と呼ばれて」牧師 | |
| 献金 | 234番A (黙想) | |
| 頌栄* | 賛美歌541番 (会衆賛美) | |
| 祝祷*牧師 | ||
| 後奏 | ||
| 報告 | ||
| (*の部分はご起立下さい。) | ||
「キリスト者と呼ばれて」
牧師 坂野慧吉
「弟子たちは、アンティオキアで初めて、キリスト者と呼ばれるようになった。」(使徒11章26節)ステパノの殉教に端を発して、エルサレム教会に降りかかった迫害によって散らされた人々のうち、ある人々はユダヤとサマリアの諸地方に行き、ある人々はフェニキア、キプロス、アンティオキアまで進んで行った。その中にはキプロス人とクレネ人がいて、彼らはアンティオキアに来ると、ユダヤ人だけではなく、「ギリシャ語を話す人たち」にも「主イエスの福音」を宣べ伝えた。
そして主の御手が彼らとともにあったので、大勢の人が主イエスを信じて、主に立ち返った。このことはエルサレム教会にも伝えられ、彼らはその様子を確認し、教会の交わりに迎えるために「バルナバ」を使者として派遣した。バルナバは、アンティオキアでなされた主の恵みの御業を見て喜び、信者になった者たちを励ました。こうしてさらに多くの人々が主に導かれた。
バルナバは、異邦人たちがキリストを信じるのを見て、サウロ (後のパウロ)に与えられた召命を思い起こし、タルソに行き、サウロをアンティオキアに連れて来て、協力して大勢の人々を教えた。弟子たちは、アンティオキアで初めて「キリスト者」と呼ばれるようになった。やがて、このアンティオキア教会が「世界宣教」の基地となって行くのである。