2021年6月27日(第26号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 横田 眞兄 | |
第2礼拝司会 : | 宮崎雅之兄 | |
奏 楽 : | 三友庸子姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 (会衆賛美) | |
祈り | ||
賛美 | 298番 (黙想) | |
聖書 | 詩篇103篇15~22節 | |
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | 「すべて造られたものたちよ。 | |
主をほめたたえよ」牧師 | ||
献金 | 9番 (黙想) | |
頌栄* | 賛美歌541番 (会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「すべて造られたものたちよ。主をほめたたえよ」
牧師 坂野慧吉
ダビデの作と言われる詩篇103篇は、ダビデ個人の主に対する賛美からはじまって、神の民イスラエルに現された主の恵みの賛美に進み、さらにその賛美は「全人類」そして「すべての造られたものの賛美」に至る壮大な「賛美詩篇」となる。第三の部分は、「人間の儚さ」に目をとめることから始まる。「人 その一生は草のよう。」草はどんなに力強く、青々とその葉を延ばしても、やがて枯れる。野の花は美しく可憐に咲いても、まもなくその色は失せ、しぼんで枯れて地に落ちる。「人の一生もそのように儚い。」ダビデは権力も富も名声も自分の手に持ちながらそのように歌った。
しかし、ダビデは主を仰いで「主の恵みは とこしえからとこしえまで 主を恐れる者の上にあり」と告白する。人は儚い、しかし主は永遠であり、主との交わりを持ち、主の御前に生きる者も永遠である。ダビデは信仰によって、「永遠の御座におられ、すべてを統べ治めておられる主」を仰ぐ。
そして、天使たち、みことばを行なう勇士たち、天の軍勢、そして主によって造られたすべてのものたちに、「主をほめたたえよ」と呼びかける。そしてその賛美の中にダビデ個人の賛美も加わるのである。
「わがたましいよ。主をほめたたえよ。」