2021年10月3日(第40号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 小室正彦兄 | |
第2礼拝司会 : | 黒羽 徹兄 | |
奏 楽 : | 三友庸子姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 (会衆賛美) | |
祈り | ||
賛美 | 298番 (黙想) | |
聖書 | 詩篇105篇24~26節 | |
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | 「モーセの召命」牧師 | |
献金 | 聖歌533番 (黙想) | |
頌栄* | 賛美歌541番 (会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「モーセの召命」
牧師 坂野慧吉
ヨセフの死後、イスラエルの子らは多くの子を生んで、群れ広がり、増えて非常に強くなった。やがてヨセフのことを知らない王が起こり、イスラエルの民に重い労役を課して彼らを苦しめた。
このような時代に、モーセは奴隷の子として生まれた。しかし、神の摂理の中で彼はファラオの娘の息子となり、王宮で育てられた。
彼が40歳になった時、同胞のイスラエル人たちの所に出て行き、その苦役を見た。そしてヘブル人が、エジプト人に苦しめられているのを見て、そのエジプト人を殺した。誰も見ていないと思ったが、その事は知られてしまい、モーセはエジプトの地から、ミディアンの地に逃げて行った。そしてその地の祭司の娘と結婚し、子どもを生み、義父の羊を飼って平和な暮らしをしていた。
ある時、羊を導いて神の山ホレブの近くまで来たとき、彼は燃える柴の中から「モーセ、モーセ」と呼ぶ神の声を聞いた。主はモーセに言われた。「今、見よ。イスラエルの子らの叫びはわたしに届いた。わたしはまた、エジプト人が彼らを虐げている有様を見た。今、行け。わたしは、あなたをファラオのもとに遣わす。わたしの民、イスラエルの子らをエジプトから導き出せ。」弱気になっているモーセに神は言われた。「わたしが、あなたとともにいる。これが、あなたのためのしるしである。このわたしがあなたを遣わすのだ。」(出エジプト記3章9~12節)
この後モーセは、様々な困難を経験しながら、イスラエルを率いてエジプトを脱出して、約束の地に向かうのである。