| 2021年10月10日(第41号) | ||
| 聖日礼拝 | ||
| 第1礼拝司会 : | 藤井邦明兄 | |
| 第2礼拝司会 : | 小澤雅信兄 | |
| 奏 楽 : | 峯 弥生姉 | |
| 前奏 | ||
| 招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
| 賛美* | 539番 (会衆賛美) | |
| 祈り | ||
| 賛美 | 298番 (黙想) | |
| 聖書 | ローマ人への手紙15章30~33節 | |
| 牧会祈祷牧師 | ||
| 説教 | 「ともに祈ること」齊藤副牧師 | |
| 献金 | 338番 (黙想) | |
| 頌栄* | 賛美歌541番 (会衆賛美) | |
| 祝祷*牧師 | ||
| 後奏 | ||
| 報告 | ||
| (*の部分はご起立下さい。) | ||
「ともに祈ること」
副牧師 齊藤 耕
パウロはローマの兄弟たちに『私のために、私とともに力を尽くして、神に祈ってください。』と祈りの要請をしている。彼はローマの兄弟たちを信頼し、これからの霊的な戦いをともに担ってくれることを期待していた。そして、ここから教えられることは、第一に、パウロ自身が兄弟たちによって祈ってもらう必要を覚えていたということ。第二に、祈りこそ神の働き(計画)をなす力ということである。祈りの内容は、エルサレムを訪問するパウロが、第一に、「不信仰な人々から救い出されるように」。ユダヤ教徒からはいのちを狙われていたのである。第二に、パウロは異邦人からの援助をエルサレムの貧しい人々に届けようとしているが、「この働きがユダヤ人クリスチャンたちに受け入れられるように」。第三に、エルサレムでの働きを終えたら、「神のみこころにより、ローマの兄弟たちに会いに行くことができ、そこで、信仰の恵みを分かち合うことによって、真の安息を互いに得ることができるように」という願いである。そして、パウロ自身も、「平和の神」がローマの兄弟たちとともにいてくださいますようにと祈り続けるのである。
このことは、神の福音の恵みが、この地上で現わされる聖なるご計画によるものであった。果たして、私たちは、この祈りの答えを「使徒の働き」の記録の中に見ることができる。