2021年11月14日(第46号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 小室正彦兄 | |
第2礼拝司会 : | 宮崎雅之兄 | |
奏 楽 : | 風間美穂姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 (会衆賛美) | |
祈り | ||
賛美 | 298番 (黙想) | |
聖書 | ヨハネの福音書4章27~42節 | |
(朗読:4章31~38節) | ||
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | 「もうひとつの空腹」喜多副牧師 | |
献金 | 賛美歌287番 (黙想) | |
頌栄* | 賛美歌541番 (会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「もうひとつの空腹」
副牧師 喜多大樹
主イエスの弟子たちは驚愕する。今、彼らの目に飛び込んだのは、生涯にわたって従順を心に堅くした自らの師とサマリアの女が語り合っている光景だ。*
彼らには聞きたいことがきっとある――「我が師よ、あなたは一体何を彼女に求めたのですか。まさか、水を求め、同じ杯から飲んだのですか?」「我が師よ、どうして彼女と話しているのですか。この人たちは、私たち民族が軽蔑し、忌み嫌うサマリア人ではありませんか」――しかし、弟子たちは沈黙する。彼らは主イエスを信じている (ヨハ2:11)。このお方のなさることには必ず意味がある。
弟子たちは口を開く。「先生 (ラビ)、食事をしてください」と。彼らの師は旅の疲れでその体力を消耗している (4:6)。空腹に耐え、自分たちの帰りをこの井戸の傍らで待っていたのだから。
主の弟子たちは再び混乱する。「わたしには、あなたがたの知らない食べ物があります」とその師が言ったからだ。
彼らは、この方と飢えを満たすために街へ出て行き、食料を調達してきたのだ。この場所サマリアにおいて、自分たち以外の誰が食べる物を彼らの師に持ってくるだろうか。しかし、彼らが言っている「食べ物」と主イエスの言われる「食べ物」は別ものなのだ。
*
この食物について私たちは何を知るべきなのだろうか。主イエスの空腹を満たす食物は、父のみこころを慕い求め、父のみこころがご自分を通して完了することだ(4:34)。この朝、私たちは、主イエスが言われる「食べ物」について思いを向ける。