2021年11月21日(第47号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 藤井邦明兄 | |
第2礼拝司会 : | 小澤雅信兄 | |
奏 楽 : | 三友庸子姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番(会衆賛美) | |
祈り | ||
賛美 | 298番(黙想) | |
聖書 | ローマ人への手紙16章17~23節 | |
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | 悪から遠ざかりなさい齊藤副牧師 | |
献金 | 賛美歌338番(黙想) | |
頌栄* | 賛美歌541番(会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「悪から遠ざかりなさい」
副牧師 齊藤 耕
手紙の最後にローマの兄姉たちを一人ひとり思い「よろしく」と語ってきたが、ふと不安に思った。愛するローマの兄姉に対する期待が大きいからこそ案ずる思いも起こる。パウロは、ここへきて「あなたがたに勧めます」と述べた。そして、「悪から遠ざかりなさい!」と。それは、クリスチャンの信仰生活につまずきを与え、教会に分裂をもたらすもの。対象は明確ではないがパウロが諸教会と関わる中で経験してきたことだ。闇の世にあってサタンの攻撃は必ずある。見るからにサタンと分かるものではない。むしろ、甘い言葉でわかり易く、人が気に入り易い姿で近づいてくる。書籍やインタ-ネットでも様々な言葉が語られている。聖書を用いながら正しく語られないものもある。私たちは、それを吟味できるだろうか。
ローマの兄姉たちは、福音に対して従順であり、また、純朴な人たちだった。だからこそ警戒が必要だった。パウロは、彼らが「善にはさとく、悪にはうとくあること」を願う。
私たちは、多くの言葉(情報)が入ってくる時代に生かされ、それらを取捨選択しなければならない。けれども、最も大切なことは私たちが聖書に学んだ正しい信仰に立って、サタンの惑わしにはいつも警戒心を持ち、「悪から遠ざかって」歩むことである。