2021年12月5日(第49号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 阿部潤也兄 | |
第2礼拝司会 : | 梅田典晃兄 | |
奏 楽 : | 小澤良子姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番(会衆賛美) | |
祈り | ||
賛美 | 298番(黙想) | |
聖書 | ルカの福音書2章1~20節 | |
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | 「救い主が来られる」齊藤副牧師 | |
献金 | 賛美歌94番(黙想) | |
頌栄* | 賛美歌541番(会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「救い主が来られる」
副牧師 齊藤 耕
歴史家でもあったルカは、救い主イエス・キリストのご降誕を一つの時代の中に明確に示す。それは、ローマの初代皇帝アウグストゥス、そして、シリアの総督キリニウスが統治した時代である。時の権力者が示される一方、この喜びの知らせが、野宿をしながら、羊の群れの夜番をしていた貧しき羊飼いたちに、最初に告げられた事実が記録される。
『今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉桶に寝ているみどりごを見つけます。それが、あなたがたのためのしるしです。』
「飼葉桶」にみどりごが寝かされているということは、貧しさの中に救い主が来られたことの証しである。また、救い主の誕生が世の人々には受け入れられず、世界の片隅で起こったことを意味しただろう。
しかし、そこには驚くべき神の栄光が現わされた。御使いと共に天の大軍勢が神を讃美したのである。
『いと高き所で、栄光が神にあるように。地の上で、平和がみこころにかなう人々にあるように。』
御使いたちが去ったとき、羊飼いたちはさっそく「救い主の誕生の出来事を見届けて来よう」と話し合い、急いで行って飼葉桶に寝ているみどりごを捜し当てた。それを目にした羊飼いたちに、どれほどの感動があっただろうか…。
羊飼いたちは、御使いに告げられたことを話し、自分たちも神を讃美しながら帰って行った。