2021年12月19日(第51号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 風間岳志兄 | |
第2礼拝司会 : | 五十嵐正俊兄 | |
奏 楽 : | 神野真理姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番(会衆賛美) | |
祈り | ||
賛美 | 298番(黙想) | |
聖書 | マタイの福音書1章16~25節 | |
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | 「その名はインマヌエル」牧師 | |
聖餐式 | ||
献金 | 賛美歌109番 | |
頌栄* | 賛美歌541番(会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「その名はインマヌエル」
牧師 坂野慧吉
マタイはイエス・キリストの誕生の次第を記している。「母マリアはヨセフと婚約していたが、ふたりがまだ一緒にならないうちに、聖霊によって身ごもっていることが分かった。」イスラエルの結婚制度は、二人が婚約して、戸籍上夫婦となった後、1年間それぞれの家で生活し、その後一緒になるというものであった。マリアが身ごもったのは、この中間の期間であった。
マリアは天使から「聖霊による身ごもり」のことは伝えられていたが、ヨセフは知らなかった。ヨセフは正しい人で、律法を守るとともに、マリアを愛していたので、ひそかに離縁しようと思った。このことを思い巡らしていたヨセフに主の御使いが夢の中に現れて、主のみこころを伝えた。「恐れずにマリアをあなたの妻として迎えなさい。その胎に宿っている子は聖霊によるのです。マリアは男の子を生みます。その名をイエスとつけなさい。この方がご自分の民をその罪からお救いになるのです。」
これらの出来事は、主がイザヤを通して「見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」と預言されたみことばが成就するためであった。「インマヌエル」とは、「神が私たちとともにおられる」ということであり、神が、私たちを罪から救われるために人となられることを意味している。