Urawa Evangelical Free Church すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。 マタイの福音書11章28節
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2022年1月9日(第2号)
聖日礼拝
第1礼拝司会 :相馬敏之兄
第2礼拝司会 :宮崎雅之兄
奏    楽 :峯 弥生姉
前奏
招詞*詩篇100篇1~5節
賛美*539番(会衆賛美)
祈り
賛美聖歌623番(黙想)
聖書ヨハネの福音書5章1~18節
牧会祈祷牧師
説教ある祝祭と38年間の人喜多副牧師
献金賛美歌332番(黙想)
頌栄*賛美歌541番(会衆賛美)
祝祷*牧師
後奏
報告
(*の部分はご起立下さい。)

「ある祝祭と38年間の人」

副牧師 喜多大樹 

 6つの祝祭がこの福音書には記されている。順序通りに数えれば、今朝の箇所は第二番目の祭りとなる。ただ、これが何という名の祭りなのかは私たちに明らかにされていない。
           *
 主イエスが訪れた第一の祭りは「過越しの祭り」であった(ヨハ2:13)。エルサレムの神殿に入城された主は、そこで商人たちを見つけ出す。そして細縄でむちを作り、羊も牛もみな追い出し、両替人たちの台を打ち倒し、その心を激しく燃やされた。
 第二の祭りで、このお方は再びエルサレムに上られる。そこで訪れた場所は、都の北東に五つの回廊と共に位置する(したと考えられている)「ベテスダ」であった。おそらく神殿とほぼ隣接するこの池で、主は38年間病いに臥せる男を見つけ出される。
       「よくなりたいか」
 すべての人のたましいを揺さぶるような御声が「ベテスダ」の水面みなもを揺らす。この場所には、病人、目の見えない人、足の不自由な人、身体に麻痺のある人をはじめ、痛みと悲しみの群れが横たわっている。38年間の男は、イエスと向かい合う。そして彼は主のことばによって立ち上がる。しかし、彼はこのお方を知ろうとしなかった。「あなたは誰ですか」と、自分を癒した人の名前すら聞かなかった。さらに彼は、ユダヤ人指導者から安息日に関する追求を受けた後、イエスの名を知るや否や、わざわざその名をユダヤ人たちに告げに行く。あろうことか、彼の行動によって、主はご自分の民から迫害され、殺害をも目論まれることになる。
           *
 名を知らない祝祭の只中で、私たちは、主の御声によって立ち上がった者の姿を見つめようとしている。

9時25分から第1礼拝をライブ配信します。第1礼拝終了後はその動画(録画)をご覧になれます。


説教の音声をお聞きになれます。
音源(音声ファイル)は上の映像とは別のものです。


【1月の暗誦聖句】
幸いなことよ。悪しき者のはかりごとに歩まず 罪人の道に立たず 嘲る者の座に着かない人。(詩篇1篇1節)