2022年5月15日(第20号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 相馬敏之兄 | |
第2礼拝司会 : | 宮崎雅之兄 | |
奏 楽 : | 風間美穂姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番(会衆賛美) | |
祈り | ||
賛美 | 聖歌623番(黙想) | |
聖書 | マルコの福音書1章21~28節 | |
牧会祈祷牧師 | ||
説教 | 「権威あることば」牧師 | |
献金 | 賛美歌501番(黙想) | |
頌栄* | 賛美歌541番(会衆賛美) | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「権威あることば」
牧師 齊藤 耕
主イエスは安息日を迎えると会堂に入り教えられた。人々はその教えに驚嘆した。なぜなら、主イエスが『権威ある者として教えられたからである。』どのようなことが語られたのかは触れていない。律法学者たちとの対照的な姿として、権威ある者のように教えられた主イエスのお姿が示されている。私たちはここに、どのようなメッセージを聴くことができるだろうか。
ところで、この会堂には汚れた霊につかれた人がいた。彼は、自分の意志に反することを叫んでいた。汚れた霊による言葉である。人の心の中には分裂する思いがある。一方では、神の栄光を心から喜び、一方では、暗やみを好み肉の思いに囚われている。
彼は、「ナザレの人イエスよ、私たちと何の関係があるのですか」と言った。すると主イエスは、「黙れ。この人から出て行け」と言われた。語っていたのは、汚れた霊だからである。すると、汚れた霊はその人を投げ倒して(ルカ4:35)、大声を上げて出て行った。人々は驚いて、「これは何だ、権威ある新しい教えだ。この方が汚れた霊にお命じになると、彼らは従うのだ。」と互いに語り合った。
私たちの心とことばは、キリストにあって生きる私たち自身のものだろうか。分裂する思いはあるか。主イエスは、ご自身の権威により、そのみことばによって汚れた霊を追い出し、私たちの心とことばを一つの確かなものとしてくださる。