2022年12月4日(第49号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 藤井邦明兄 | |
第2礼拝司会 : | 栗原 誠兄 | |
奏 楽 : | 峯 弥生姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 | |
祈り | ||
交読文 | ヨハネの福音書15章1~12節 | |
賛美* | 聖歌623番(1~3節) | |
牧会祈祷牧師 | ||
賛美* | 聖歌623番(4~5節) | |
聖書 | マルコの福音書5章1~15節 | |
説教 | 「解放者イエス」牧師 | |
献金 | 94番 | |
頌栄* | 541番 | |
祝祷*牧師 | ||
後奏 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「解放者イエス」
牧師 齊藤 耕
主イエスは弟子たちと共に湖の向こう岸ゲラサ人の地に渡られた。そこには、汚れた霊につかれた人がおり墓場に住んでいた。彼はたびたび足かせと鎖でつながれたが、それを引きちぎり、誰も彼を抑えることができず、遂には石を持って自らの体を傷つけ、夜も昼も叫ぶ始末であった。彼は遠くから主イエスを見つけると、走り寄って「いと高き神の子イエスよ、私とあなたに何の関係があるのですか。…私を苦しめないでください。」と言った。主イエスと汚れた霊は共存できない。
主イエスが彼に「おまえの名は何か」と尋ねると、「私の名はレギオンです。私たちは大勢ですから」と答えた。それは、汚れた霊につかれた人の名前ではない。「レギオン」とは、ローマ帝国の6千人からなる部隊の名で、おそらく、彼には多くの汚れた霊がついていたということだろう。そして、彼の行動も言葉も支配されていたのである。
しかし、主イエスが来られたならば、汚れた霊は締め出される。そこで、汚れた霊は、豚の群れに入ることを願ったので、主イエスがそれを許されると、汚れた霊は豚の群れに入った。すると2千匹ほどの豚が崖から湖に落ちて溺れて死んだ。一方で、「レギオン」を宿していた人は、正気に返って主イエスの前に座っていたのである。