Urawa Evangelical Free Church すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。 マタイの福音書11章28節
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2023年1月8日(第2号)
聖日礼拝
第1礼拝司会 :藤井邦明兄
第2礼拝司会 :栗原 誠兄
奏    楽 :風間美穂姉
前奏
招詞*詩篇100篇1~5節
賛美*539番
祈り
主の祈り週報をご参照ください
賛美*7番
牧会祈祷牧師
賛美*262番
聖書マルコの福音書5章21~34節
説教「衣に触れる信仰」牧師
献金270番
頌栄*541番
祝祷*牧師
後奏
報告
(*の部分はご起立下さい。)

「衣に触れる信仰」

牧師 齊藤 耕 

 十二年間、長血をわずらっていた女は、群衆に紛れて主イエスに近づき、うしろからその衣に触れた。「あの方の衣にでも触れれば、私は救われる」と思っていたからである。彼女の病は直ぐに癒された。
 その時、主イエスもご自分のうちから力が出て行ったことに気がつき、周囲は人でいっぱいだったが、敢えて、誰が衣に触ったのか知ろうとされた。すると彼女は恐れおののきながら、主イエスの前に出て、ひれ伏して真実を全て話したのである。主イエスは、「娘よ、あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい。苦しむことなく、健やかでいなさい。」と言われた。
 この病の故に、すべての財産を失い、社会活動を奪われ(汚れた者とされた/レビ15:25)、絶望の淵にあった彼女は主イエス・キリストに救いを求めた。
 群衆に紛れて、うしろから主イエスに近づき、その衣に触ったというのが彼女の信仰の表れだった。そして、身を潜めて、できればこのまま過ぎ去り、誰にも知られず、主イエスにも見られず、健康な日常があればそれで良いと思っていた。決して、完全な信仰ではない。むしろ、迷信的であり御利益的でもあった。しかし、主は、そのような彼女を御心にとめられ、本当の信仰に導き、単なる癒しではなく「救い」を与えられた。主イエスは振り向いて、彼女を見つけようとされた。彼女は、主イエスの御前に進み出て、自分自身にある真実をすべて話したのである。この交わりこそ、彼女の真の癒しであった。

9時25分から第1礼拝をライブ配信します。第1礼拝終了後はその動画(録画)をご覧になれます。


説教の音声をお聞きになれます。
音源(音声ファイル)は上の映像とは別のものです。


【1月の暗誦聖句】
十字架のことばは、滅びる者たちには愚かであっても、救われる私たちには神の力です。(Ⅰコリント人への手紙1章18節)