2023年11月19日(第47号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 横田 眞兄 | |
第2礼拝司会 : | 阿部潤也兄 | |
奏 楽 : | 神野真理姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 | |
祈り | ||
主の祈り | 週報をご参照ください | |
賛美* | 121番 | |
牧会祈祷牧師 | ||
賛美* | 262番 | |
聖書 | ルカの福音書2章1~7節 | |
説教 | 「ダビデの町ベツレヘム」坂野師 | |
献金 | 95番 | |
頌栄* | 541番 | |
祝祷*牧師 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「ダビデの町ベツレヘム」
協力牧師 坂野慧吉
ユダの地ベツレヘムは、ダビデの先祖ボアズの出身地であった。「ルツ記」にあるように、ベツレヘム出身のエリメレクと妻ナオミは、飢饉のために、二人の息子たちを連れて、モアブの地に移住した。そこでエリメレクは死に、その後モアブの女性と結婚した二人の息子たちも死んでしまった。ナオミは、嫁のルツとともに故郷のベツレヘムに帰った。嫁のルツは毎日落穂拾いをして生活を支えたが、それははからずもエリメレクの親戚で、「買戻しの権利」のあるボアズの畑であった。ボアズはルツに親切にし、彼女の誠実さに心を打たれた。やがてナオミの勧めにより、ルツはボアズに求婚し、二人は結婚して男の子オベデが与えられる。オベデがエッサイを生み、エッサイからダビデが生まれる。ダビデはベツレヘムで生まれた。その後、預言者ミカは預言した。「ベツレヘム・エフラテよ。あなたはユダの氏族の中で、あまりにも小さい。だが、あなたからわたしのために、イスラエルを治める者が出る。」(ミカ書5章2節)
この預言のとおり、ダビデの子イエス・キリストは、聖霊によって身ごもった処女マリアからベツレヘムで生まれた。状況から考えれば、マリアはナザレで出産するはずであった。しかし主は異邦人の皇帝アウグストさえも用いて、ご自身のことばを成就されたのである。