2023年12月24日(第52号) | ||
クリスマス礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 横田 眞兄 | |
第2礼拝司会 : | 阿部潤也兄 | |
奏 楽 : | 小澤良子姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 | |
祈り | ||
賛美* | 98番 | |
牧会祈祷牧師 | ||
賛美* | 262番 | |
聖書 | ヨハネの福音書1章14~18節 | |
説教 | 「この方の栄光を見た」牧師 | |
聖餐式 | ||
献金 | 142番 | |
頌栄* | 541番 | |
祝祷*牧師 | ||
報告 | ||
洗礼式(第2礼拝後) | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「この方の栄光を見た」
牧師 齊藤 耕
『ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。』直訳では、「ことばは肉となった」である。敢えて、「肉」と言った。御子の受肉を否定する仮現論者を一蹴するためである。しかし、なお「肉」と言い表されていることに思いを巡らす。ヨハネは、この「肉」となられた方に『栄光を見た』のだ。*
ナザレのイエスこそが、人となられた神である。ヨハネは弟子となり共に歩んできた。この方の声を聞き、その姿を自分の目で確かに見、手で触れた。数々の奇跡も目の当たりにした。主イエスとともに高い山に登り、そこではヤコブとペテロとともに、ひかり輝き、雲に包まれていく主イエスの姿を見た。言葉を失うほどのことであった。しかし、それから多くの年月が経ち、この福音書を記しているとき、ヨハネにとって最も大きな主イエスの栄光の現われは、十字架におかかりになられた姿であった。そして、三日目のよみがえりである。
*
『この方は恵みとまことに満ちておられた。』「恵み」とは神の愛と慈しみ。人の罪を赦し、その弱さに同情し、助けたいと願われる一方的な憐れみ。「まこと」とは偽りを赦さない神様の真実、聖さ。キリストの十字架こそが、真実な神の一方的な愛を示し、罪人を赦す、恵みとまことを実現させた。