2024年3月17日(第11号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 小室正彦兄 | |
第2礼拝司会 : | 栗原 誠兄 | |
奏 楽 : | 風間美穂姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 | |
祈り | ||
使徒信条 | 週報をご参照ください | |
賛美* | 2番 | |
牧会祈祷牧師 | ||
賛美* | 313番 | |
聖書 | コロサイ人への手紙1章24-29節 | |
説教 | 「苦しみの欠けを満たす」牧師 | |
献金 | 331番 | |
頌栄* | 541番 | |
祝祷*牧師 | ||
報告 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「苦しみの欠けを満たす」
牧師 齊藤 耕
使徒パウロは、「あなたがたのために受ける苦しみを喜びとしている」と述べる。それは、「キリストの苦しみの欠けたところを満たしている」ことだからである。キリストの十字架のみわざが不完全だったということではない。しかし、神の救いのご計画は未だに完成されておらず、神ご自身が、この完成を願い、今に至るまで働いておられるのだ。彼は、神に委ねられて教会に仕え、神のことばを余すところなく伝えた。それは、多くの世代において隠されてきたものだが、今は、救われる神の民に対して、明らかにされた奥義である。この奥義とは、キリストである。
神は、この奥義が異邦人の間で、すなわち、私たちの間で、どれほど栄光の望みに満ちたものであるのか知らせたいと思われた。このすばらしい訪れを知らせることが神のみこころなのである。そこで、使徒パウロは、すべての人にキリストを宣べ伝えた。人がキリストにあって成熟した者、すなわち、本来神が創造された非常に良いものとして人を回復させ、神の前に立たせるためであった。
このために彼は、多くの苦しみを担い、むしろ、それを喜びとして、キリストの力に生かされて奮闘していた。