2024年9月1日(第35号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 阿部潤也兄 | |
第2礼拝司会 : | 尾崎 証兄 | |
奏 楽 : | 神野真理姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 | |
祈り | ||
主の祈り | 週報をご参照ください | |
賛美* | 19番 | |
牧会祈祷牧師 | ||
賛美* | 313番 | |
聖書 | ルカの福音書23章32~38節 | |
説教 | 「主の十字架上の七つのことば」 | |
坂野師 | ||
献金 | 331 番 | |
頌栄* | 541番 | |
祝祷*牧師 | ||
報告 | ||
後奏 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「主の十字架上の七つのことば(1)」
協力牧師 坂野慧吉
マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書の中には、イエス・キリストが十字架に架けられて苦しみ、いのちを捨てられたことが記されている。その記述は、イエスの肉体的な苦しみよりは、イエスがこの苦しみの中で語られた「ことば」が大切にされていると思われる。四つの福音書を読むと、イエスが七つのことばを語られたことが分かる。最初に語られたのは、「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているかが分かっていないのです。」ということばであった。
ローマ軍の兵士たちは二人の犯罪人とともに、イエスを十字架につけた。「罪のないイエス」を、「神の御子であるイエス」を罪人である人間が十字架につけたのである。
十字架の下では、死刑を執行した兵士たちがイエスの衣を分けるために、くじを引いていた。また民衆は立って眺めていた。また、議員たちは、イエスをあざ笑い、兵士たちは「ユダヤ人の王なら自分を救ってみろ」と言って嘲った。
十字架刑に処せられる犯罪人の罪を表す罪状書きには「これはユダヤ人の王」と記されていた。
イエスはこのような人々のために「父よ、彼らを赦してください」と父なる神に祈られたである。