| 2024年9月8日(第36号) | ||
| 聖日礼拝 | ||
| 第1礼拝司会 : | 宮崎雅之兄 | |
| 第2礼拝司会 : | 梅田典晃兄 | |
| 奏 楽 : | 臼倉ゆり子姉 | |
| 前奏 | ||
| 招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
| 賛美* | 539番 | |
| 祈り | ||
| 賛美* | 67番 | |
| 牧会祈祷牧師 | ||
| 賛美* | 313番 | |
| 聖書 | マルコの福音書12章28~34節 | |
| 説教 | 「神の国に生きたい」牧師 | |
| 聖餐式 | ||
| 献金 | 205番 | |
| 頌栄* | 541番 | |
| 祝祷*牧師 | ||
| 報告 | ||
| 後奏 | ||
| (*の部分はご起立下さい。) | ||
「神の国に生きたい」
牧師 齊藤 耕
一人の律法学者が、主イエスが人々と議論をして見事なお答えをされているのを聞いて、主イエスに尋ねた。「すべての中で、どれが第一の戒めですか。」彼は、自分の生きる道を求めていた。主イエスは、第一の戒めとして、『あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。』と述べた。また、第二の戒めとして、『あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。』と教えられた。この二つの戒めは、切り離せない関係にあったからである。
この答えを聞いた律法学者は、本当にそのとおりだと喜んで答えた。彼は、主イエスのお答えを繰り返すようにして、みことばを心におさめていた。
ところで、なぜ神を愛することが、人を愛することなのだろうか。ひと言で言えば、人は神のかたちに造られているからである。人は神のかたちに造られた愛されるべき尊い存在なのである。
もう一つ問うべきことは、“どのように愛するか”である。『あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。』と主イエスがお語りになられたみことばを、私たちは思い巡らさなければならない。あなたは、愛されるべき大切な存在である。私たちは罪によって自己中心で利己的である。しかし、本当の意味で、神に愛されている者として、自分自身を愛しているだろうか。
みことばを喜んで聞いている彼に、主イエスは、「あなたは神の国から遠くない」と言われた。私たちは、どうだろうか。愛の交わりは今ここにある。