| 2024年10月6日(第40号) | ||
| 聖日礼拝 | ||
| 第1礼拝司会 : | 阿部潤也兄 | |
| 第2礼拝司会 : | 尾崎 証兄 | |
| 奏 楽 : | 小澤良子姉 | |
| 前奏 | ||
| 招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
| 賛美* | 539番 | |
| 祈り | ||
| 使徒信条 | 週報をご参照ください | |
| 賛美* | 19番 | |
| 牧会祈祷牧師 | ||
| 賛美* | 313番 | |
| 聖書 | マルコの福音書 12章38~44節 | |
| 説教 | 「レプタ二枚の信仰」牧師 | |
| 献金 | 291番 | |
| 頌栄* | 541番 | |
| 祝祷*牧師 | ||
| 報告 | ||
| 後奏 | ||
| (*の部分はご起立下さい。) | ||
「レプタ二枚の信仰」
牧師 齊藤 耕
ここに二つの姿を見る。律法学者たちと貧しいやもめの姿である。その信仰は大きくかけ離れていた。主イエスは、律法学者たちに気をつけなさいと言われた。彼らは、服装によって敬虔を装い、人々から挨拶されることや、会堂で上席に宴会では上座に座ることを好んだ。また、やもめたちの家を食い物にし、見栄を張って長い祈りをした。彼らの信仰は見せかけによるものだった。このような者たちは、より厳しいさばきを受けるのである。神(みことば)に仕える生き方を求める中で、むしろ試練と誘惑に直面させられるのである。
場面は変わり、主イエスは献金箱の向い側に座り、人々が金を投げ入れる様子を見ていた。金持ちたちがたくさんのお金を投げ入れていた。そこに貧しいやもめが来て、レプタ銅貨二枚を投げ入れた。レプタは最小単位のお金である。ところが、主イエスは弟子たちを呼んで言われた。「この貧しいやもめは、だれよりも多くの献金をささげた。皆はあり余る中からの献金であるが、この人は乏しい中から、持っているすべてを投げ入れたのだから。」生きる手立てのすべてを主に委ねて、ささげたのである。
レプタ銅貨二枚は、この人の信仰を表わしていた。彼女にとってはレプタ一枚でも大きな献金である。金額の問題ではなかった。人にいのちを与え、養い、生かしてくださる主への信頼の姿勢が表れていた。主イエスは、ご自分の弟子たちに、このレプタ二枚の信仰を求められた。