2024年11月10日(第45号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 栗原 豊兄 | |
第2礼拝司会 : | 尾崎 証兄 | |
奏 楽 : | 風間美穂姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 | |
祈り | ||
使徒信条 | 週報をご参照ください | |
賛美* | 22番 | |
牧会祈祷牧師 | ||
賛美* | 313番 | |
聖書 | マルコの福音書13章1~13節 | |
説教 | 「最後まで耐え忍ぶ」牧師 | |
献金 | 338番 | |
頌栄* | 541番 | |
祝祷*牧師 | ||
報告 | ||
後奏 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「最後まで耐え忍ぶ」
牧師 齊藤 耕
弟子たちが、立派なエルサレム神殿に驚嘆していると、主イエスは、この神殿が崩壊するときが必ず来ると予告された。すると、ペテロとヤコブとヨハネとアンデレが、いつそのようなことが起こるのかと尋ねた。この四人は、主イエスがご自身の弟子として最初に召された者たちである。そこで、彼らにこう教えられた。「人に惑わされないように気をつけなさい。」
それは、歴史の中で何人もの偽預言者やメシアを名乗る者が現れて人々を惑わすからである。また、戦争が起こり、人々の不安感が煽られる。しかし、主イエスは、これはまだ終わりではないと言われる。むしろ、「これらのことは産みの苦しみの始まり」であると。確かに、人々は危機感を抱く中で、いのちに対して本質的な求めを持つのである。
更に、主イエスは弟子たちに、「あなたがたは用心していなさい」と言われた。これは、自分自身のあり方に気をつけていなさいということである。迫害の時代あって、キリスト者たちは、その信仰の弁明に立たされた。しかし、それこそキリストを証しする機会だったのである。自らの信仰に気をつけて立っていれば、その言葉は聖霊によって与えられる。福音が、すべての民族に宣べ伝えられることが、神のみこころだからである。しかし、確かに厳しい時代が来る。信仰に立って歩むならば、大きな逆風に遭うだろう。しかし、主イエスはご自分の弟子たちに、「最後まで耐え忍ぶ人は救われます」と確かな約束を与えられたのである。