| 2024年12月1日(第48号) | ||
| 聖日礼拝 | ||
| 第1礼拝司会 : | 栗原 豊兄 | |
| 第2礼拝司会 : | 天野大樹兄 | |
| 奏 楽 : | 田中美穂姉 | |
| 前奏 | ||
| 招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
| 賛美* | 539番 | |
| 祈り | ||
| 使徒信条 | 週報をご参照ください | |
| 賛美* | 7番 | |
| 牧会祈祷牧師 | ||
| 賛美* | 313番 | |
| 聖書 | マルコの福音書13章28~31節 | |
| 説教 | 消え去るもの・永遠のもの牧師 | |
| 献金 | 501番 | |
| 頌栄* | 541番 | |
| 祝祷*牧師 | ||
| 報告 | ||
| 後奏 | ||
| (*の部分はご起立下さい。) | ||
「消え去るもの・永遠のもの」
牧師 齊藤 耕
主イエスは、「いちじくの木から教訓を学びなさい。」と言われた。イスラエルの地方ではほとんどの木が常緑樹であるが、いちじくの木は例外で夏には葉が茂り、冬になると落葉した。春を過ぎ、枝が柔らかくなり葉を茂らすと、人々は夏が近いことを実感したのである。同じように、患難があり、惑わしがあり、迫害が起こるならば、「人の子が戸口まで近づいていることを知りなさい。」と言われた。終わりの日が近づき、キリストの再臨が迫っていることを悟り、「その日」に備えて生きるためである。そして、ここに示されたいちじくの木は、葉が茂り、実を結ぼうとしている姿であることに心を留める。「その日」は御国の民にとって収穫の時なのである。地上の患難に続いて最終的な苦しみを迎えるのではなく、天の喜びと共にする時である。*
『私たちの一時の軽い苦難は、それとは比べものにならないほど重い永遠の栄光を、私たちにもたらすのです。』(Ⅱコリント人への手紙4章17節)
私たちは、地上の現実に目を留めるのではなく、天における大いなる喜びに目を留めて生きる。この地上のものはすべて過ぎ去る。天における永遠の栄光こそ、私たちが見つめる先に残るものであるから。そして、この永遠の栄光を指し示す主のみことばは、「決して消え去ることがない」私たちを生かし続けるものである。