2025年2月2日(第5号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 小室正彦兄 | |
第2礼拝司会 : | 黒羽 徹兄 | |
奏 楽 : | 小室陽子姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 | |
祈り | ||
主の祈り | 週報をご参照ください | |
賛美* | 146番 | |
牧会祈祷牧師 | ||
賛美* | 310番 | |
聖書 | ルカの福音書24章13~16節 | |
説教 | 「主イエスに学ぶ魂の配慮」(1) | |
坂野師 | ||
献金 | 148番 | |
頌栄* | 541番 | |
祝祷*牧師 | ||
報告 | ||
後奏 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「主イエスに学ぶ魂の配慮」(1)
協力牧師 坂野慧吉
この箇所で第一に気付かせられるのは、主イエスの弟子たちに対する「関心」である。福音書を見ると、主イエスが常に人々の行動とその心に深い「関心」を抱いていたことを知ることができる。そしてその「関心」は、主イエスが常に父なる神に祈り、父なる神と「関心」を共有していたことから生まれたものである。つまり、人に対する愛から生まれた「関心」であることが分かる。主イエスは十字架に架かって死に、墓に葬られ、三日目に死人の内より復活された後、何回か弟子個人や、弟子たちの群れに現れてくださった。主エスは弟子たちの状態に深い関心を持ち、祈っておられたのである。主は、この二人の弟子たちがエルサレムを離れてエマオに向かっていることに気付かれたのだと思う。
彼らは、これらの出来事すべてについて話し合っていた。話し合ったり論じ合ったりしているところに、イエスご自身が近づいて来て、彼らとともに歩き始められた。二人は、弟子の一人、ユダの裏切り、イエスの捕縛、ユダヤ人の指導者たちの主イエスに対する裁判、イエスの十字架上の死、また三日目の復活など、あまりにも、理解できないすべての事がらに、戸惑い、疑問を持ち、神がどうしてこのようなことが起こることを許されたのか、そのことについて話し合い、論じ合っていた。
そのような二人に、イエスご自身は静かに近づいて来て、二人に同伴して二人とともに、歩き始められた。祈る者は「関心」を持ち、さらに弟子たちの群れから離れる者を追いかけ、そして彼らを理解するために、同伴するのである。