2025年2月9日(第6号) | ||
聖日礼拝 | ||
第1礼拝司会 : | 栗原 豊兄 | |
第2礼拝司会 : | 天野大樹兄 | |
奏 楽 : | 風間美穂姉 | |
前奏 | ||
招詞* | 詩篇100篇1~5節 | |
賛美* | 539番 | |
祈り | ||
使徒信条 | 週報をご参照ください | |
賛美* | 7番 | |
牧会祈祷牧師 | ||
賛美* | 310番 | |
聖書 | マタイの福音書 9章35~38節 | |
説教 | 「収穫は多いが、働き手が少ない。」 | |
内村師 | ||
献金 | 298番 | |
頌栄* | 541番 | |
祝祷*牧師 | ||
報告 | ||
後奏 | ||
(*の部分はご起立下さい。) |
「収穫は多いが、働き手が少ない。」
ミラノ賛美教会牧師 内村伸之
イエス・キリストはすべての町や村を巡り、福音を宣べ伝え、病を癒す働きをされました。そして、群衆が羊飼いのいない羊のように弱り果てているのを見て、深く憐れまれました。彼は「収穫は多いが、働き手が少ない」と語り、働き手が送られるように祈ることを弟子たちに勧めました。現在、ヨーロッパには約20万人の日本人が暮らしていますが、その多くが真の神を必要としています。
日本人は信仰を持つ素質があり、福音を知れば深く信じることができます。
イエスは人々を見て憐れまれました。「憐れむ」という言葉は、内臓が揺さぶられるほどの深い感情を意味します。彼は人々を単に「かわいそう」と思ったのではなく、彼らのために行動しました。羊飼いのいない羊のように弱り果てた人々を見て、イエスは彼らを導く必要性を感じられました。
聖書では人間が羊に例えられ、イエスは良い羊飼いとして描かれます。羊は自分では生きることができず、導き手を必要とします。迷子の羊を探す羊飼いのように、イエスは迷える人々を愛し、導こうとされています。
イエスは弟子たちに使命を託しました。マタイの福音書9章までは、弟子たちはイエスの働きを見て学ぶ段階でした。しかし、10章からは弟子たちがイエスと共に働き始め、使徒の働きに至ると彼ら自身が主体となります。現在の教会の役割は、イエスからの使命を引き継ぎ、福音を伝えることです。
天国で最も大きな喜びは、迷える羊が帰ってくることです。筆者の心が最も喜びに満たされるのは、人々がイエス・キリストを信じる時です。私たちは共に収穫の働きを進めるべきです。
イエス・キリストは「収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい」と言われました。この祈りが十分でなかったことを悔い改め、より一層祈っていきましょう。